4kaku design

マーケティングを勉強しているWebデザイナーのノート


CSS Nite in NAGOYAでも大人気だったマーズナレッジの石嶋未来さんが名古屋にいらっしゃると聞いて、WCAN mini Woman Vol.2「恋愛になぞらえるフリーランス仕事術」に参加しました。

フリーランスでなくても、人とやりとりをするなら必要な考え方がちりばめられた2時間でした。

恋愛と仕事、実はとっても近かった!

ブランディングやデザインのキモは「コミュニケーション」です。そして皆がより関心高く日常で行えるコミュニケーションが「恋愛」です。

「恋愛と仕事の共通点なんてあるの?」というのが、お話を聞く前の正直な感想でした。
しかし、「繁忙期に有休を取りたい会社員」と「記念日に良いお店でディナーをしたい彼女(彼氏でもいいですが)」の取るべき行動の共通点が「自分の希望を叶えることで生じるメリットをアピールする」ことだとお聞きして、すごく納得しました。

お話の流れ

アイツは高めの女 -あらかじめ前評判を!-

「有名=デキる」というイメージをあらかじめクライアントさんに持ってもらえれば、費用的時間的に無理な案件が来るのを防げます。

では、「高めの女」になるにはどうすればいいのか。

  • 役立つブログを書く(ニッチでもいい!パイオニアを目指せ!)
  • 同業の友達を作る(ブログを「価値ある記事」と判断してくれる人を)

ブログを書くとき「こんな情報、常識なんじゃ…」とついつい思ってしまいがちですが、たとえ日本の1%にしか読まれなくても数で見ればバカにできないというのはもっともです。
また、意見が分かれがちな「自分のメシの種を全世界に公開してしまっていいのか」という問題についても、WebやITに関していえば技術は日進月歩なので独占するよりパイオニアを目指した方があとあと得だというのも納得。

ブログ、さぼりがちな上についつい文字ばかりになってしまうので要反省です。
メモ書きのように書いても所詮自己満足なので、読みやすい文章と構成はもちろん、図やイラストを取り入れて目が滑らないようにする工夫も欠かせません。
自分のブログ(≒技術)を正当に評価してくれる友達も全然作れていません。目上の人の厳しい目はもちろん必要ですが、議論ができる似た立場の人との交流がしたい今日この頃です。

  • イベントを手伝う(スタッフ権限を駆使して憧れの人に近づける)
  • 勉強会を開く(ハンズオン形式なら小規模から始められる)
  • セミナーに出演する(デキる人、というイメージをつけやすい)
  • 本を書く(ここで初めてビジネスにつながる!)

末席ながらイベントの運営側に立ってみて、スタッフ権限のおいしさは思い知りました。今までネット越しに見ていた憧れの人に話しかけやすくなるのはかなり大きいです。
とはいえ、一スタッフよりも主催者の方がよりメリットは大きいもの。石嶋さんが勉強会開催の心得も教えてくださいました。

  1. がんばりすぎない
  2. テーマはある程度固めておく(完全フリーよりも展開しやすい)
  3. 参加者で進め方を決める
  4. 自分が話せないなら、講師を呼ぼう

「教えられるような知識じゃないし…」「参加者集まらないかも…」という言い訳が論破されてしまい、目から鱗が落ちました。
話を聞きたい講師の方にも、ひとりで突撃するより「こういう勉強会でお話をしていただけませんか?」というスタンスの方がアプローチもしやすそうです。

相談が…あるの… -案件にNOと言うなかれ-

どう考えてもこの予算では無理!という案件はあるもの。
しかし、その事実をクライアントさんに伝えるにも一工夫あれば次のお仕事につながるかもしれません。

ポイントは『上手な返し方を身につけること』

  • 予算内でできることを考える(この機能は本当に必要か?)
  • できる範囲を伝える(返事をNOにしない工夫)
  • なぜ難しいかをわかりやすく伝える

たとえ受けられなくても「とりあえずこの人に相談しよう」というポジションを得るのが大切とのこと。
石嶋さんご自身が実践されているのは以下の方法だそうです。

  • 特急料金をいただく(他案件に割り込むなら正当な請求)
  • 予算内に収められそうな人を紹介する

関係の在り方・作り方はさまざま

  • 連絡を取り合う関係を維持する
  • また会うための口実(宿題)をつくる

人間関係が付き合う・付き合わないだけに留まらないように、クリエイターとクライアントにも仕事の有無以外の関係がある。
つながりを切ってしまわないことが肝心。

本当に、私でいいの? -フリーランスとお金の話-

  • 即決されるような見積もりは甘い
  • クライアントの手間を省くための追加料金
  • 値引き交渉について条件をつける

仕事をとるためにがっつくのはやむを得ないこととはいえ、それで損をしてはいけません。
今まではアプローチのお話でしたが、いざ受注!となったときのことも聞いてきました。
大切なのは「100%のパフォーマンスを発揮できる値段をつけること」。

幸せって、なんですか -フリーランスとは、人生に直結する働き方-

身の周りの人の幸せを願うくらいなら、お金を稼がなくてもなんとかなる

色々なフリーランス(経験者も含め)の方とお話をすると、結構な割合で「自己実現としての働き方」の話が出ます。
お金を稼ぐことはもちろん大切ですが、一人で働いているからこそ「自分がどうしたいのか」を周囲に流されずに考え続けることが欠かせないのかもしれません。
この辺りについては、社会に出るとまた感想が変わりそうです。

石嶋さんに聞いた!ブログの書き方

セミナー終わりの質疑応答の時間に、石嶋さんにブログを書くコツについてお聞きしました。

「人の役に立つブログ」ってなに?

  • イベントに参加したら、できるだけ詳細に(オフレコなら主催側からアナウンスがある)
  • 「あなたならどう考える?」という投げかけで締める
  • 自分ならではのポジショントーク

面白いブログを書くために気をつけていること

  • なぜその知識が必要かを述べる
  • 技術やシチュエーションなどの周辺情報も添えて
  • 「こういう場面で使った!」など、その思考に至った経緯を書く

まとめ・これから目指すこと

自分をプロデュースするためのブランディングに始まり、ビジネスのテクニックである見積もりのオフレコトークまで、社会に出たことがない私でもイメージが湧きやすい構成に感動しました。

今回学んだことで改善すべきことは山ほどありますが、ひとまず「ブログ」と「友達作り」から始めます。

漠然と「ためになるブログを書こう」「面白いブログを書こう」と思うと何からやればいいか途方に暮れてしまいますが、具体的なノウハウがわかればそれをひとつひとつ達成していけばいいはず。まずは数をこなじて自分オリジナルのノウハウを積んでいきます。

SlideShareにてスライドショーが公開されているので、興味がある方はぜひご覧ください!恋愛になぞらえるフリーランス仕事術 byウープスデザイン